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こんにちは、katsuです。
前回の記事では、英語の基礎のインプットの手順についてざっくりと概要を解説しました。まだ読んでいない方はこちらから先にお読みください。
今回は英文法の具体的な勉強法について書いていこうと思います。
僕は大学時代に英語の勉強を始めて1年半くらいでTOEIC 900点に到達しました。その経験を踏まえて僕なりの英文法の勉強法を書いていきたいと思います。
また、この記事は発音記号が読めるという前提で話していきますので、発音記号をまだ勉強していないという方はそちらを先に学習してから文法の勉強に取り組んでください。参考サイトはこちら(英語の発音記号|日本人が苦手な母音と子音を14のコツで矯正!)。
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おすすめの文法書
前回の記事でも話しましたが、英語で日常会話ができるようになるということをゴールとした場合には、中学、高校で習った全ての文法をマスターする必要があります。そこで、まずおすすめの文法書2冊を紹介します。
1、一億人の英文法
2、キク英文法
2冊紹介しましたが、内容は基本的にどちらも同じです。
一億人の英文法は基礎から丁寧に説明していて、ボリュームのある参考書という感じで、キク英文法は基本の基礎は端折ってコンパクトにまとめているという感じですね。
ですので、
中学英文法もあまり分かってない。
現在完了形って何?
というレベルの方は一億人の英文法、それぐらいなら分かるという方はキク英文法で学習しましょう。ちなみに僕は、キク英文法を使って文法を勉強していました。
それでは具体的な勉強法について解説していきます。
英文法の具体的な勉強法
1、理解することを意識して1周する
まずは覚えなくて良いので、理解することを意識して1周してください。どうしても理解できない場合は、とりあえず飛ばしてしまっても構いません。
このときに、大事な部分や知らなかった部分、知らない単語などにはマーカーで線を引きましょう。
また、読み方がわからない単語に出会った時は、すぐに辞書で調べて発音記号を文法書に書き込んで覚えましょう。この段階から、音で英語を覚えるということを徹底してください。
理解することを意識して1周する
2、自分で文章を作って2周目
次に2周目に入ります。2周目からは覚えるということを意識してやってください。
前回同様に内容を復習しつつ、実際にその文法を使って自分で英文を作ってみましょう。
例えば下の写真のように、仮定法過去完了の項目のところでしたら
If I had studied harder, I would have spoken English better.
という感じです。
これを全ての項目で参考書の中に書き込んでいってください。
この時に意識することは、実際に日常会話でいいそうなことを書くということです。
何度も言いますが、インプットの段階から実際に話すことを意識しながら勉強することが大切です。
覚えることを意識する
3、音読しながら2、3周する
3周目以降は自分で作った英文を、実際に自分が外国人と話している姿を想像しながら音読してください。
この時に意識することは、
日本語に訳さず英語のまま理解すること
です。
実際の会話では、頭の中で一回一回日本語に訳して理解していてはとても会話のスピードには追いつけません。
例えば、「strawberry」という単語を聞いたら、「いちご」と一回日本語に訳してからいちごを思い浮かべるのではなく、strawberryと聞いたらその英語のままstrawberryを頭の中に思い浮かべる感じです。
これを徹底的に意識してひたすら音読してください。
もしもその時に、英文の意味がすんなり入ってこなかった場合は、その文法事項を完璧に理解していないか、あるいは理解はしているが覚えていないということになります。
その場合は、どちらが原因かを見極めてしっかりと復習してください。
また、いまいち理解できなかった部分がある場合は、Googleで調べるなりしてその内容を文法書に直接書き込んでいきましょう。
そうすれば復習の時に大いに役に立ちます。
ちなみに別のノートにまとめるというのは、あまりおすすめしません。なぜかというと、復習の時にどこに書いたかを毎回探さなければいけなくなるからです。
文法書に直接書けばその手間も省けて復習の効率がグンと上がるので、こちらがおすすめです。
英語を英語のまま理解しながら音読
4、覚えるまでひたすら繰り返す
3でやったことを、全て覚えるまでひたすら繰り返してください。
最低でも5、6周はしないと覚えられないと思います。
また、復習の時はスピードを意識しましょう。一回で覚えようとしてゆっくりじっくり1周しても、終わった頃には最初の方はほとんど覚えていません。
これは単語を覚えるときにも言えることですが、このような勉強法はモチベーションが下がる原因にもなりますので、一度で覚えようとせず、スピードを意識して何週も何週もして覚えましょう。
回転率を上げて音読して覚える
まとめ
以上が英語で日常会話ができるようになるための英文法の具体的な学習方法です。
これをマスターすれば日常会話だけでなく、TOEICやTOEFL、IELTSなどの資格試験にも十分通用する文法力が身につきます。
また、単語の勉強方法についてはこちらの記事をご覧ください。
今回ご紹介したのは正直地味で面白くない勉強かもしれませんが、これをなくして英語の基礎を身につけることはできません。
真の英語力を身につけるためにも、辛くて面倒くさいことを恐れずにぜひ挑戦してみてください。
それでは!
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