スポンサーリンク
こんにちは、katsuです。
今回は英単語の暗記法について書いていきたいと思います。
僕は大学時代に英語の勉強を始めて1年半くらいでTOEIC 900点に到達しました。その経験を踏まえて僕なりの英単語の暗記法を書いていきたいと思います。
この記事は発音・文法の基礎学習を終えている方に向けて書いていますので、それらがまだ終わっていないという方は下の記事を先に読んでください。
スポンサーリンク
覚えるべき単語量の目安
それでは本題に入っていきたいと思います。
この記事では英語で日常会話ができるということをゴールとして、そのための単語の暗記法を解説していきます。
英語で日常会話と言っても具体的にどのくらいの単語を覚えればいいかイメージが沸かないかもしれませんが、目安として中学・高校で習った英単語を全て覚えれば、十分なインプットになるでしょう。
そこでおすすめの単語帳を紹介したいと思います。
おすすめの単語帳
1、キクタンTOEIC TEST SCORE 600
2、キクタン TOEIC TEST SCORE 800
どちらもTOEIC対策としてだけでなく、日常で使える単語もたくさん入っています。まずはSCORE 600を覚えてから、SCORE 800も覚えてしまいましょう。
SCORE 990はかなり難易度が高いので、ここでは覚えなくても大丈夫です。TOEICで高得点を狙いたいという方はぜひそちらも手に取ってみてください。
TOEICで900点を取る勉強法はこちら
また、より基礎の基礎から始めたいという方はSCORE 500から始めて良いと思います。
それでは具体的な単語の暗記法について解説していきます。
英単語の暗記方法
1、単語の覚え方を理解する
実際に学習に入る前に必ず理解してほしいことがあります。それは、日本語訳でなくイメージで覚えるということです。
おそらく英単語を覚える際に、まず単語帳の左側にある英語をみて、その右側にある日本語訳を覚えて暗記している人がほとんどだと思います。
前回の記事(英語で日常会話ができるようになるための文法の勉強法)にもありますが、英語を話すときは一度脳内で日本語に訳してから理解するということはしません。
英語で聞いたら英語のまま理解し、英語で考えて伝えるということができなければいけません。
ですので、単語を暗記する段階からこのことを意識して学習する必要があります。
単語を覚える際は、
- まず発音記号をみて単語を発音する
- その単語の意味をイメージする
- 日本語訳を見て自分がイメージしたものと一致しているか確認する
という風に行ってください。間違っても書いて覚えるというようなことは絶対にしないでください。
これは英単語の学習において一番大事なことなので徹底的に意識してください。
単語はイメージで覚え、英語のまま理解する
2、単語帳に書き込む
次にするべきことは単語帳に書き込むという作業です。要は、
単語を覚えやすくするために単語帳の内容を改ざんする
ということです。
単語帳には同じような意味の日本語訳がつらつら書かれていることがありますが、その日本語訳をすべて覚える必要はないので、その単語の持つ1つのイメージを掴みやすいように自分なりに書き換えてください。
例えば、「reverse」と言う単語の日本語訳には、「逆の」「反対の」「裏の」と似たような意味が複数書かれていますが、「逆の」と言う1つのイメージを覚えれば事足りるのでこのように書き換えます。
余計な情報は黒ペンで消していますね。
あくまでもこれが正解というのはないので、自分が覚えやすいように自分なりにアレンジしてください。
また、日本語訳の意味がわからない時やイメージがわかないときは、意味を調べて単語帳に書き込んだりイメージしやすい言葉に書き換えてください。
上の写真では、「sensuous」という単語の「感情に訴える」という訳をよりイメージしやすいように「心にひびく」と書き換えています。
また、「anachronism」という単語の「時代錯誤」のところには理解しやすいように、意味を調べて書き込んでいます。
単語をイメージしやすくするよう単語帳に書き込む
3、覚えられなくて良いのでとりあえず1周する
まずは覚えられなくて良いのでとりあえず1周してください。
1周目なのでそれなりに時間がかかると思いますが、あまり時間をかけすぎないよう意識してください。
単語の暗記の際に陥りやすい例として、1語ずつゆっくり確実に覚えようとすることです。
ゆっくり進めても単語帳の最後まで終わった時には最初の方はほとんど忘れているということになり、モチベーションが下がってしまいます。
僕もかつてはこのように単語を覚えていましたが、この方法ではいくらやっても覚えられないので、暗記率30%ぐらいを目安にとりあえず1周してください。
覚えられなくていいので、時間をかけすぎないように1周する
4、徐々にスピードを上げつつ5周目までやる
1周目が終わったら、徐々にスピードを上げて5周目まで行ってください。この段階で半分くらいは覚えていると思います。
また、5周目の時にわからなかった単語にはチェックを入れるなどして印をつけておきましょう。
徐々にスピードを上げて5周!
5、スピードを上げて10周する
さらにスピードを上げて10周します。
この時印がついている単語は5周目の時点で覚えられなかったものなので、特に注意して取り組んでください。
また、この段階でほとんどの単語は覚えていると思いますが、間違えてしまった単語にはさらにわかりやすくマーカーなどで印をつけましょう。
さらにスピードを上げる!
6、間違った単語を復習
10周目で間違えた単語を復習します。
一冊の単語帳を覚えるには、単語用のボリュームにもよりますが最低でも10周くらいはしなければ覚えられないです。
一度覚えても一定期間空いてしまうと、せっかく覚えた単語もどんどん忘れていってしまいます。
10周やったからいいや
と満足せずに20周、30周と繰り返して記憶を定着させていきましょう。
まとめ
以上が英単語の暗記法となります。ぜひ参考にして見てください。
また、TOEFLやIELTS対策などの3000語以上の単語帳は1周するのも大変だと思うので、チャプターごとに分けて覚えるなど工夫して単語暗記を行うようにしてください。
この記事で紹介した単語張を覚えれば、日常会話できるぐらいのインプットは十分だと思います。
また、英語のアウトプットについても当ブログで発信していますのでこちらの記事をご覧ください。
英語学習におけるアウトプットの練習方法3選 〜留学は必要か〜
いろいろ解説しましたが、単語を頭に定着させる1番の方法は実際にその単語を会話で使うということです。
積極的にアウトプットの機会を作り、英会話の練習をして見ましょう。普段から日本語を介さず英語を理解する練習をしていれば、話せるようになるのも早いです。
最初は上手く話せなくても諦めずに継続していってください。アウトプットの方法についても記事を書いてるのでぜひそちらもご覧ください。
それでは!
スポンサーリンク