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こんにちは、katsuです。
今回の記事では独学でTOEIC 900点をとる方法について書いていきたいと思います。
僕は大学時代に独学で英語を勉強し始めて1年半くらいでTOEIC 900点に到達したので、僕の経験も踏まえて順番に紹介していきます。
この記事に書いてあることは、英語の基礎の十分なインプットがあるという前提での話ですので、基礎のインプットがまだできていないという方はこちらの記事を先に読んでください。
それでは本題に入っていきましょう。
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TOEICとは?
TOEICの勉強の手順を紹介する前にTOEICを受けたことがない人もいると思うので、簡単にTOEICテストについて説明したいと思います。
TOEICを受けたことがある方はここは飛ばしていただいて構いません。
TOEICは日本で最も一般的な英語の能力試験で、リスニングとリーディングの2技能で行われます。
満点はリスニング495点、リーディング495点の合計990点で、大体600点取れれば日常会話レベル、800点でビジネスレベルと言われています。
近年日本では英語の4技能化(ライティング、スピーキングも含めて)が進んでいますが、今でも就職の際などにTOEICの点数で有利になることが多いです。
ハードルが高いように感じられるかもしれないですが、この記事で解説している通りに学習していただければ独学でも900点に到達することが可能ですので、ぜひここで紹介している手順通りに勉強を進めて下さい。
それでは学習の手順を書いていきます。
TOEICの勉強の手順
まずはTOEICの勉強の手順についてざっくりと説明したいと思います。
上記で紹介した記事に書いてある通りに英語の基礎のインプットができていれば、現時点でも600〜700点ぐらいは取れると思います。現時点でそのくらいの点数を取れる方は、次に示す手順の通りにTOEIC対策を始めてください。
- キクタンTOEIC SCORE 990を覚える
- TOEICの問題集を1回解く
- 復習する
- 2と3を繰り返す
それでは一つずつ詳しく解説していこうと思います。
1、キクタンTOEIC SCORE 990を覚える
まずはキクタンTOEIC SCORE 990を全て覚えます。難しい単語が多いですが、1ヶ月ほどで全部覚えてください。
英単語の覚え方のコツはこちらの記事を参考にしてください。
2、TOEICの問題集を1回解く
次にTOEICの問題集を1回分解いてみて下さい。
この時に必ず時間を測って取り組むようにして下さい。TOEICの時間はリスニングが45分、リーディングが75分の合計が2時間となっています。
TOEICはスピーディーに問題を解いていかないと時間内に全問終わらせることはできません。
問題集を解く際に時間を図らずにやってしまうと、本番で力を発揮することができないので必ず時間を測って2時間以内に終わらせて下さい。
最初はなかなか難しいですが、慣れれば時間が余るようになるのでスピードを意識して取り組んでください。
3、復習する
問題集を1回分時終わったら、正解した問題も含めて全ての問題を復習して下さい。
この復習をちゃんとやるかやらないかでTOEICの点数が決まるといっても過言ではないので、必ずやるようにして下さい。
また、採点する時には間違った問題にマーカーなどで印をつけておきましょう。
間違った問題は復習の時に特に注意して取り組みましょう。
それでは具体的な復習のやり方を説明します。
リスニングの復習
リスニングの復習は、
- スクリプトを見ずに何回か音声を聞く
- スクリプトを見て聞き取れなかった箇所に線を引く
- 一文ずつ音声を聞いて真似をして音読する
- スクリプトを見て音読する
- シャドーイング
という順でやって下さい。一つずつ詳しく解説します。
スクリプトを見ずに何回か音声を聞く
まずはスクリプトを見ずに何回か音声を聞きます。この時に聞き取った音声を日本語に変換させず、英語のまま理解することを意識して下さい。目安として、3〜5回くらい音声を聞きましょう。
スクリプトを見て聞き取れなかった箇所に線を引く
次にスクリプトを見て聞き取れなかった箇所に線を引いて下さい。
この時に知らない単語や表現があれば、その単語の発音と意味を調べて別のノートにメモして下さい。
また、単語を知っていても音が繋がったり、発音が変化していて聞き取れなかった部分もあると思います。
それらをスクリプトに、見て分かるように直接書き込んでください。
一文ずつ音声を聞いて真似をして音読する
一文ずつ音声を聞いて真似をして音読します。
一文聴き終わったら音読、というように発音を確認しながら丁寧に進めて下さい。この時に前のところで書き込んだ音の繋がりや、音声変化を意識しながらできるだけ音声と同じように発音して下さい。
目安として、3〜5回くらい音読しましょう。
スクリプトを見て音読する
スクリプトを見て音読します。この時はスピードを意識して音読して下さい。
目安として、3〜5回くらい音読しましょう。
シャドーイング
最後にシャドーイングをします。音声を聞きながらスクリプトを見ずに0.5秒くらい遅れて発音して下さい。
最初は難しいですが、慣れれば簡単にできるようになるので焦らずに練習していきましょう。
リスニングの復習の手順は以上です。
復習が終わったら、ノートにメモした単語や表現を全て暗記して下さい。リスニングの復習が終わったら次はリーディングの復習に入ります。
リーディングの復習
リーディングの復習は、
- 答え・解説を一通り読む
- 間違えたところを分析
- 文章の意味がわかるまで読む
の順でやります。
それぞれ解説します。
答え・解説を一通り読む
正解した問題も含めて答え・解説を一通り読みます。
この時に知らなかった単語や表現があった場合は、リスニングの時と同様に単語の発音と意味をノートにメモしましょう。
間違えたところを分析
次に間違えた問題の原因を分析します。
具体的には知らない単語があって問題が解けなかったのか、文法が分からなくて解けなかったのかを分析して下さい。
単語が原因の場合は単語を覚える、文法が原因の場合は文法書で復習して下さい。
文章の意味がわかるまで読む
最後に文章の意味が分かるまで文章を読んでください。
音読でも黙読でも好きな方で構いません。この時に意識することは、リスニングと同様に日本語に訳さずに英語のまま理解することです。
また、余裕があればスピードを上げて読んでください。
これでリーディングの復習は終わりです。復習が終わったらノートにメモした単語や表現を全て暗記して下さい。
4、2と3を繰り返す
以上の方法で問題を解く、復習するということをひたすら繰り返して下さい。
個人差はあると思いますが、30回ぐらいこれをやればTOEICで900点を取ることができるようになります。
何度も言いますが、問題を1回分解いたらしっかり復習して下さい。
まとめ
TOEICで高得点を取るには単語、文法、発音の基礎がしっかり固まっていれば、あとは慣れるだけです。復習して次の問題を解くたびに面白いように点数が上がっていくのを味わって欲しいなと思っています。
僕が人に教える時に口をすっぱくして言っているのが、
楽して英語力をあげようと思うな
ということです。
ここで紹介した勉強法も量が膨大で苦しいかと思いますが、結局それが成長するための最短の勉強法です。しんどいことをするのを恐れずにチャレンジしてみて下さい。
それでは!
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